核も基地も戦争もない平和で公正・持続可能な世界へ、日本と世界の女性の共同と連帯をひろげる力に
韓国女性団体連合 常任代表
核兵器なくそう女性のつどい2019
5月の日韓国際フォーラムで新婦人と私たちは分科会を共同開催し、原水爆に反対し、戦争の防止、平和の実現に力を合わせることを誓い合いました。韓国と日本女性は、ヒバクシャを支援し、北東アジアに平和をつくるため、日本軍性奴隷問題の解決のために長い間連帯してきました。「女性なくして平和なし」、平和の中で女性が果たす役割は本当に大事だと確信します。
朝鮮半島では2つのコリアの矛盾と対立の下で、核兵器の恐怖はリアルです。朝鮮半島の非核化と平和は、北東アジアの平和の基礎です。
韓国の最高裁は国際法に基づき、日本の植民地支配下での強制労働被害者の個人の賠償請求権を認めました。安倍政権の韓国に対する強硬政策に市民社会は怒っています。でも私たちは、韓国と日本は協力すべきだとわかっています。いま市民が前面に出て、この対立の様相を変えなければなりません。
韓国では#MeToo運動の参加者が常に、政治、経済、社会のあらゆる分野でジェンダー平等を求めています。私たちは平和のとりくみの中で平和関連の委員会に女性を増やすこと、すべての行事に女性参加を4割は確保することを求めて活動しています。ジェンダー平等な平和こそが真の平和です。