核も基地も戦争もない平和で公正・持続可能な世界へ、日本と世界の女性の共同と連帯をひろげる力に
ニューヨーク州ピースアクション/国際青年リレー行進者
核兵器なくそう女性のつどい2018
みなさんのサポートのおかげで、私たちは平和行進に参加し、すばらしい原水爆禁止世界大会と「核兵器なくそう 女性のつどい」に参加でき、感謝しています。私の国のリーダーは女性の声に耳を傾けず、女性の声が何かできるなんて、つゆほども思っていないような人です。私はアメリカに生きる、平和の会にいる女性の一人として、ここでパワフルな女性たちに囲まれ、それは違う、真実ではないと彼に言いたいと思います。
私はニューヨーク州ピースアクションのスタッフとして働いています。同時に大学院でソーシャルワークを専攻し、博士課程をとっている学生であり、たくさんの女子学生たちとも一緒に活動しています。若い女子学生たちの大半は、移民であったり、有色人種であったり、LGBTQであるという理由で、さまざまな差別を受けています。差別に対する大きな怒りこそが、活動の原動力になる。若い女性たちは素晴らしい活動家になれると思います。
しかし本人たちは、弱い立場にいる女性であれば、社会から疎外された存在になっているので、自分たちにそんな力がある、価値があるなんてことは思いもよらない。そんな力はないと信じ込まされているのです。そして、見かけがどうか、どうふるまうべきなのか、どう感じ取るべきなのか、外から「こうするべき」というメッセージを受け取っているのです。だから若い女性たちは、連帯をするというよりも、競争がつよまっています。これは本当に頭の中にも体の中にも染み付いてしまっていて、なかなか自分もそれ自身に気が付かない状況です。
ですから、私が日本で学んだ一番大きなこととは、素晴らしい女性たちが集まって、私はそこにいたということです。そこでたくさんのことを学んだということで、これをすべて持ち帰りたいと思っているんですね。ストロングの前にグレイトをつけたい、女性たちはすばらしい、力をあわせれば、ますますすばらしくなるということを感じています。私がここで学んだこと、受け取ったことを持ち帰って、共に活動している若い女性たちと共有したいと思っています。ありがとうございました。