核も基地も戦争もない平和で公正・持続可能な世界へ、日本と世界の女性の共同と連帯をひろげる力に
アメリカフレンズ奉仕委員会・平和行進国際青年リレー行進者
核兵器なくそう女性のつどい2015
私は女性平和基金で日本にくることができ、平和行進に参加できてとても誇りに嬉しく思っています。本当にありがとうございます。世界大会にも参加でき、嬉しくてアメリカに帰りたくない。日本に住みたいくらいです。
実は2013年の世界大会に私は1日だけ参加しています。インターネットでみて、こういうのがあるんだと知ってひょっこり行き、国際会議に参加させてもらいました。そこではじめてジョセフ・ガーソンとソフィア・ウォルマンに会いました。本当は発言をする立場ではなかったけれど、質問したかったので手をあげて〝私はボストン大学から来ています〟と話しました。なぜ来たかといいますと、福島の原発事故の問題と広島の平和運動を研究するため大学から奨学金をもらって2カ月日本にいました。その期間に世界大会があったのです。そこでジョセフとソフィアに会わなかったら私は平和運動に参加していなかったと思います。
アメリカでも私と同じように若い世代、何人もの人たちがみなさんと同じ気持ちを持って核兵器廃絶のために日夜頑張っています。正直申し上げましてNPT再検討会議の後、そういった若者の中には落胆が見られました。若い人たちの中には、自分たちには戦争の経験もない、そして知識もない。だからそんなに大きな違いをつくりだすことはできない、何も変化をつくりだすことはできないのではないかといった声も聞かれます。
しかし、核兵器の非人道性という事実を目の前にした時、私たちは核兵器の専門家である必要はありません。そして私はアメリカのボストンに戻ったらこの世界大会の経験を多くの人と共有したいと考えています。そして行動に移していきたいと思います。